練習できない時だからこそ学ぼう『走りの理論
練習できない時だからこそ学ぼう『走りの理論』
- 走りにはランニングとスプリントがあります。『走りの理論』ではスプリントの方を勉強していきたいと思います。
・自転車は転ぶから気付く。
・水泳は沈むから気付く。
でも、間違った走り方をしていても何も起こらないから気付かない。
- RUNとSPRINT
- 日本の走り教育の現状………
- 「足の速さは才能だ」?………
【仮説】
世界一速い選手と同じ練習をすれば足は速くなる
【気付き】
一つひとつの要素を単体で改善しようとしても改善されない
【発見】
この一点を改善すると全てが改善されるポイントがある
【ポイント】
一方の足が接地した時の浮いているもう一方の足の位置
⓵速く走るためには、一歩にかかる時間を短縮してより長い距離を移動したい。
⓶そのために、足の設置時間を短くする。
※接地時間とは:足の一部が地面についてから離れるまでの時間。
⓷それには、次の接地の準備を早める必要がある。なぜなら、浮いている足が追い越さなければ、接地している足を地面から離すことはできないから。
⓸理想は一方の足が接地した時、もう一方がすでに追い越しそうな状態を作ること。
⓹ポイントは、踵をつけずに地面を蹴ること。そうすることで足は伸張反射の作用を得る、すなわちバネを使うことができる。
⓺バネを使えているということは、重心の真下に足を付けられているということで、それがブレーキがかかりにくい良い姿勢。
⓻この時、もも上げを意識するのは間違いのもと。『走りは円運動』である。
⓼円運動のコツは、足首の関節を固めること。足首を固定した状態で、踵をつかずに蹴ることでより速く、より長い距離を進むことができる。
⓽もし重心より前方に足をついていたらバネが使えず、重心も落ちてしまうため接地した足を離すのが遅れ、接地時間が長くなる。
⓾その間も慣性の法則で状態は前方に移動するため身体の上と下が分離し、最短距離の移動にならない。これが競技者のいう『足が流れる』状態。
- どんな練習をすれば、動きが習得できるのか?
❶接地時の筋力作り
❷足を入れ替えるタイミングを合わせる
- いつも行っているミニハードルの練習を行いましょう。
- ミニハードルの代わりにペットボトルでもOK!(4本ぐらい)
- 片膝上げながらのケンケンケン&ケンケン&ケンですね。